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ハルシネイション

歌唱:VY1

制作:えのやま

オフボーカル 欲しいって言われたら作ります

グッモーニン 空は似合わないほどの快晴です

嫌に騒ぐ胸の通り出会った

あいさつをしてくれない思想犯は

死んだあの子のことまだ好きらしい

思想犯のこときっと誰もが知っている

ワイドショーで見た通り可哀想なヒト

シーソー跨ってゆらりゆらり虚無と会話

見ていても飽きない面白いヒト

「東京の恋は独り善がり、君もそう思わないかい?」

飄々と述べる傍観者は乾いた笑みを

「東京の恋は土産話、君も演じない?」

姿を変えた誰かがほら見つめてる

立って、座って、完璧なまがい物が

泣いて、笑って、ありきたりなドラマみたいにさ

舞って、謳って、神にでもなった気持ちが

なんか、怖くて、救いには程遠い幻よ……

灰が肉には戻らないように彼は

ワイドショーで見た通り可哀想なヒト

逃げて隠れて勝手に約束交わして

虚無みたいで少し怖いヒト

素敵な恋人同士?

あるいは信仰対象?

与えたのに満ち方を

知らなかった!

裂いて、嫌って、身勝手に傷つけては

泣いて、叫んで、私は魔性の女になった

吐いて、離れて、はじめましてが言えずに

最低、出会って、救いには程遠い幻よ……

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